約 2,369,567 件
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/605.html
~次回予告~サスケ『痛みも恐怖も感じなかった。ただ、お前達のことを思い続けて、俺は走った』『忍者戦隊カクレンジャー「傷だらけ大逆転」』カクレンジャー『でやあぁ!!』 ニンジャマンと鶴姫達4人のカクレンジャーのパワーを奪った妖怪ダラダラと 三神将が相対する。 大魔王「ダラダラを攻撃すれば、ニンジャマンだけでない。カクレンジャーの4人も苦しみながら死んでいくというわけだ!」 しかし、地上ではダラダラの毒で人々が苦しんでいた。 鶴姫「三神将、戦って!私たちはどうなっても構わない!」 一人逃げおおせたサスケも、花のくの一組の追撃を受けていた。 サスケ(人々を、みんなを助ける為にはどうしたらいいんだ・・・!?三神将――!) 傷だらけ大逆転 三神将の目が光り、構えた。 大魔王「とうとうやる気になったようだな、三神将。行け、ダラダラ!」 ダラダラ「ウォ!」 ダラダラが三神将に向かっていく。 ツバサマルがダラダラに体当たりするが、そのダメージをニンジャマンが受ける。 無敵将軍が火炎将軍剣でダラダラを切ると セイカイと鶴姫がダメージを受ける。 隠大将軍がダラダラを殴ると、 サイゾウとジライヤがダメージを受ける。 大魔王「三神将の手でカクレンジャーが死ぬ、ふはははは!」 三神将「許してくれ、カクレンジャー。人々を救う為にはこうするしかないのだ」 カクレンジャー達がダラダラのダメージを受け、ダラダラの毒で人々が苦しみ続けていた。 ツバサマルが再度ダラダラに体当たりするも、受け止められ、ビルに投げつけられた。 ダラダラ「ウォ!」 ダラダラがニンジャブラックの様な動きで、隠大将軍と無敵将軍に接近し、 大魔王の動きに合わせて、刀で斬りつける。 大魔王「どうした、三神将。貴様らの力はその程度か? ダラダラ、お前の力を思い知らせてやれ!」 ダラダラはニンジャブラックのブラックボウでビームを撃ち、 黄色のカクレンジャーボールを隠大将軍に投げつけ、 青色のカクレンジャーボールを無敵将軍に蹴りつける。 無敵将軍「火炎将軍波!」 ダラダラ「ウォォ!」 鶴姫達「「「うわぁ――!!」」」 無敵将軍がダラダラに反撃するも、そのダメージを受け鶴姫達は倒れた。 ニンジャマン「う・・ぐ・・」 鶴姫「お父様・・・」 ジライヤ「・・ヌ・ァ・・・」 セイカイ「三神将・・・」 サイゾウ「サスケ・・・サスケ――!」 サスケ「スーパー変化・・・」 スイレン「はあ!」 サスケ「ぐわ!・・が・・あぁ・・・」 サスケはスーパー変化しようとするも、 スイレンの攻撃を受け、倒れてしまう。 サクラ「ほほほほ!最期の時が来た様ね、サスケ!」 アヤメ「あがくのはおよし!」 スイレン「鶴姫達も、今頃はダラダラのダメージを一手に受け」 ユリ「苦しみ、死ぬ頃だわ!」 ラン「サスケ、お前も地獄にいけ!!」 くの一組「「「ふふふ、ほほほ!」」」 サクラ「覚悟!」 花のくの一組が刀を構えるも、犬の太郎と次郎が飛び掛かった。 ブン「サスケ兄ちゃん!」 スイレン「小僧!」 ブン「危ない!うわあ!」 スイレンの爆弾を受けて、ブンが倒れる。 太郎と次郎は、人間の青年になり、花のくの一組を攻撃する。 サクラ「貴様ら、何者!?」 ?「ニン!」 太郎達は、煙と共に姿を消した。 サクラ「くっ!」 サスケは、ある洞窟の中に運び込まれた。 サスケ「ブン、これはどういうことなんだ?君達は一体・・・」 太郎「僕達の両親は鶴姫家の家来だった。 だが、早くに死んでしまい、身寄りのない僕たちは鶴姫と兄弟同様に育ったんだ」 サスケ「じゃあ、君たちが太郎、次郎・・・」 次郎「僕たちは、鶴姫のお父さん、義輝殿と共に大魔王復活を阻止するために、妖怪世界に潜入した」 義輝と太郎、次郎は謎の洋館に潜入したが、太郎と次郎は落ちてきた檻に閉じこめられた。 太郎「だが、発見されてしまい、大魔王は義輝殿が妖怪の仲間になれば、僕たちの命だけは助けてやると言ったんだ」 次郎「それで、その条件を受け入れ、僕たちは生きながらにして、姿を変えられた」 太郎と次郎が大魔王の光線を受けて、犬の姿に変えられた。 次郎「それ以降、義輝殿は白面郎と名乗り、チャンスをうかがい、秘かにブンと一緒に 僕達を逃がしたんだ」 朝日が昇った。 サスケ「ちょっと待ってくれ。ブンと一緒に逃げたって・・・じゃあブンは・・・?」 ブン「・・・ボク、本当は妖怪なんだ!」 ブンが外にでた。 次郎「ブンは悪い妖怪にいじめられているのを、義輝殿に助けられたんだ」 太郎「僕達の犠牲になって妖怪世界に身を投じた義輝殿のためにできることは、殿に代わって君たちカクレンジャーを陰ながら見守ることだった」 太郎と次郎の体が光り出した。 次郎「僕達が人間に戻っていられるのは、ほんの一瞬だけなんだ」 太郎「今度戻った時、僕達2人は死んでしまう・・・」 サスケ「!」 次郎「太郎!」 太郎「これが、殿の残したダラダラを倒す手掛かりだ」 前回、大魔王に何処かに飛ばされてしまった白面郎だったが、 その寸前に投げた鶴の手裏剣を太郎と次郎が拾っていたのだ。 サスケが受け取った鶴の手裏剣から、 大魔王からダラダラが出て来る映像と大魔王の居城である洋館の地図が映される。 太郎「この地図を頼りに、早く鶴姫達を助けに行ってくれ、サスケ」 サスケ「待ってくれ!」 次郎「お別れだ、サスケ」 太郎「鶴姫に伝えてくれ、僕達兄弟は鶴姫のことを今でも本当の妹のように思っている・・・」 次郎「いつも、陰にいて見守ってると・・・」 太郎「頼んだぞ、サスケ」 太郎と次郎が犬の姿に戻った。 ブンが口笛を吹き、ブンと太郎と次郎は去っていった。 サスケ「太郎!次郎・・・!(君達の思い、必ず鶴姫に伝える・・・・) みんな、待っててくれ、今助けに行くからな!」 三神将はダラダラに苦戦していた。 サスケ(みんな、あと少し!あと少しの辛抱だ!) 大魔王「死ねぇ!みんな死んでしまえ!!ふははははは!」 サスケは一人、大魔王のいる洋館へ走った。 サスケ「どこだ!どこにいる大魔王!!」 サスケは待ち構えるドロドロと花のくの一組を蹴散らし、大魔王の居室へたどり着いた。 大魔王「む?サスケ!」 鶴姫「サスケ・・・・」 サスケ「やい、大魔王・・・覚悟しやがれ!!」 大魔王「こしゃくな!」 大魔王が杖から光線を撃つ。 サスケ「うわ!・・・いやあぁ!」 サスケは光線を受けながらも、飛び上がり、大魔王を刀で二度斬った。 ダラダラ「グオォ!」 すると、ダラダラが苦しみだした。 サスケ「てやあ!!」 サスケは更に、大魔王にもう一撃与えた。 ダラダラ「ヌオォォォ!」 ダラダラが、吸収したパワーを解放して元の姿に戻った。 そして、パワーがニンジャマンと鶴姫達の元に戻った。 ニンジャマン「・・・力が戻って来たぜ!」 ニンジャマンが立ち上がり、鎖を引きちぎる。 鶴姫達の鎖をサスケが斬る。 サイゾウ「サスケ・・・きっと助けに来てくれると思った」 サスケ「お前達を見捨てられる訳ないだろ」 サイゾウ「サスケ・・・」 ニンジャマン「センキュー!」 大魔王「おのれ・・・貴様なぜダラダラの秘密を!」 サスケ「鶴姫の親父さんが貴様とダラダラは一身同体だということを教えてくれた、 貴様に一撃を加えれば、その分身である妖怪も倒せるというわけだ!」 大魔王「おのれ、白面郎め・・・」 サイゾウ「大魔王、よくも今まで俺達を痛めつけてくれたな!」 セイカイ「今度はこっちが暴れる番だぜ!」 ジライヤ「覚悟しろ!」 鶴姫「みんな、行くわよ!」 サスケたち「「「おう!」」」 「「「スーパー変化!ドロンチェンジャー!!」」」 サスケ達がカクレンジャーに変化した。 大魔王「むう!」 レッド「人に隠れて悪を斬る!」 カクレンジャー「「「カクレンジャー見参!!」」 アヤメ「バトル変化!」 花のくの一組が戦闘形態に変身する。 カクレンジャー「「「成敗!」」」 カクレンジャー、ニンジャマンと花のくの一組、ドロドロ達が戦う。 大逆転を果たしたカクレンジャーは花のくの一組を圧倒する。 レッド「カクレ丸!」 カクレンジャー「「「雷光波!」」」 花のくの一組「「「きゃあ!!」」」 5本のカクレ丸からの光線を受け、花のくの一組が倒れる。 大魔王「おのれ・・・!」 大魔王が巨大化しだし、洋館が崩壊し始めた。 レッド「みんな、脱出するんだ!」 カクレンジャーが外に脱出した直後、大魔王は暗雲を引き連れ、巨大化した。 大魔王「この青二才ども、ひねり潰してくれるわ!」 ニンジャマン「青二才だと!?こっちこそ貴様をひねり潰してやるぜ!怒り爆発!!」 ニンジャマンがサムライマンに変化しながら巨大化する。 サムライマン「サムライマン見参!」 カクレンジャーも隠大将軍に乗り込んだ。 隠大将軍、無敵将軍、サムライマンと大魔王、ダラダラが相対する。 レッド「来い大魔王!今日こそ決着を付けてやる!行くぞ、みんな!」 ホワイト「応!!」 イエロー「よっしゃあ!」 ブルー「おう!」 ブラック「OK!」 大魔王「今こそ、私の恐ろしさを見せてやる!」 大魔王が杖から光線を撃つも、ツバサマルがキャノン砲を撃ち返す。 大魔王「ぬおぅ!」 ダラダラ「グワァァ!」 煙をかき分け、ダラダラが出て来るも、 サムライマンのサムライジャベリンが切り伏せた。 ダラダラ「ヌォ!」 無敵将軍「火炎将軍剣!」 サムライマン「サムライ激怒ボンバー!」 ダラダラ「ヌワアァ・・・」 無敵将軍とサムライマンの必殺技が炸裂し、 ダラダラは大爆発した。 大魔王「おのれ、私の可愛いダラダラをよくも!」 無敵将軍「超忍者合体!スーパー無敵将軍!」 無敵将軍がツバサマルと合体し、スーパー無敵将軍になる。 無敵将軍「無敵キャノン一斉射撃!!」 大魔王「うおお!!」 スーパー無敵将軍の必殺技が大魔王に炸裂した。 カクレンジャー「「「翼合体!スーパー隠大将軍!」」」 今度は、隠大将軍がツバサマルと合体し、スーパー隠大将軍になる。 カクレンジャー「「「鉄拳フライングフィニッシュ!!」」」 スーパー隠大将軍の必殺技が大魔王に炸裂した。 大魔王「・・・これで勝ったと思うなよ、カクレンジャー。貴様らの命、この私が必ずいただく!ふははは・・・・」 大魔王が姿を消した。 空を覆う暗雲が晴れ、人々を苦しめていたダラダラの毒も消えた。 大魔王はよろけながらも、新たな拠点に来ていた。 花のくの一組「大魔王様・・・」「大魔王さま!」 大魔王「ええい、さわるな!これしきの傷、なんでもない・・・おのれ、カクレンジャー・・・」 白面郎、いや義輝が大魔王の前に引き立てられた。 大魔王「白面郎!貴様のせいで・・・!!」 義輝「残念だったな、大魔王。これでこの地上がどうやってもお前達の手に入らないことが分かったな」 大魔王「黙れ!!」 大魔王の光線が義輝の体を覆っていく。 義輝「大魔王――!!」 義輝は石像になってしまった。 ドロドロや花のくの一組達も恐れ戦いていた。 大魔王「ふふふ、ふふはははは!白面郎、貴様にはまだ利用価値がある。 しばらくはその姿でいてもらうぞ。ガイコツ城浮上!」 山を崩し、大魔王の顔を模した移動要塞・ガイコツ城が浮上した。 大魔王「待っていろ、カクレンジャー。必ずや貴様らを倒し、この地上に妖怪王国を作ってみせるぞ!ふはは。ふはははは・・・」 ガイコツ城は飛び去って行った。 鶴姫「じゃあ、太郎と次郎はもう人間には戻れないの・・・」 サスケ「・・・鶴姫を今でも妹の様に思っていると言ってた。いつも陰ながら見守っていると・・・」 鶴姫「太郎・・・次郎・・・」(お父様・・・) 鶴姫は、義輝と過ごした楽しいクリスマスを思い返す。 鶴姫「お父様・・・」 ジライヤが鶴姫に近寄り、クリスマスツリーのオブジェを手渡した。 ジライヤに笑いかけられ、鶴姫も笑顔を見せた。 サスケ「鶴姫・・・俺達がついてる!きっと幸せを取り戻せるさ!」 鶴姫「みんな・・・ありがとう」 サスケ「雪だ!」 平穏を取り戻した町に雪が降り、ホワイトクリスマスになった。 鶴姫「きれい・・・」 つづく
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/25829.html
登録日:2012/01/07 Sat 10 56 35 更新日:2024/01/03 Wed 21 50 31 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 スーパー戦隊シリーズ ダークシャドウ ツバサマル 一号ロボ 三神将 三賢人 二号ロボ 五獣将 城 師匠 心・技・体 忍者戦隊カクレンジャー 戦隊メカ 戦隊ロボ 松本大 無敵将軍 神 超忍獣 隠大将軍 三神将とは、『忍者戦隊カクレンジャー』に登場するロボット達。 それぞれ「心」「技」「体」を司る。 厳密にはロボットでなく、かつて妖怪軍団と戦った3人の賢人が転生した生命体。 戦隊ロボが生命体である設定は守護獣、気伝獣に続き、これで3作連続。 普段は天界におり、戦闘時はカクレンジャーが隠流忍法によって彼らを召喚して戦っているが、 生命体であるため、カクレンジャーが呼ばなくても勝手に出てこれるし、乗り込まなくても自発的に行動する事が出来る。 カクレンジャーが呼んだ時は彼らの意思によって動き、自分で出撃した時は自分の意思で動く。 最終回で愛や勇気、希望といった人間の正の感情の化身であり、同様に怒りや憎しみなどの負の感情の化身である妖怪と対をなす存在であった事まで判明する。 ▷ もくじ ◆五獣将◇レッドサルダー ◇ホワイトカーク ◇イエロークマード ◇ブルーロウガン ◇ブラックガンマー ◇忍者合体無敵将軍 ◇獣将ファイター ◇バトルサルダー ◇バトルカーク ◇バトルクマード ◇バトルロウガン ◇バトルガンマー ◆超忍獣◇ゴッドサルダー ◇ゴッドカーク ◇ゴッドクマード ◇ゴッドロウガン ◇ゴッドガンマー ◇五神合体隠大将軍 ◆聖忍獣ツバサマル◇超忍者合体スーパー無敵将軍 ◇翼合体スーパー隠大将軍 【その後のスーパー戦隊シリーズにおいて】Vシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』 映画『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』 【パワーレンジャーシリーズにおいて】 ◆五獣将 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第23話「電撃!! 白い怪鳥」より ©東映・テレビ朝日 巻物を使った「隠流巨大獣将之術」によって召喚される巨大武人。 全員が人型であり、胸部や両脚が城郭を模したデザインで統一されている。 基本的にカクレンジャーが一心同体となって戦う。 融合するのは各獣将の胸の部分にある金色の紋章部分で、融合を解除すると獣将は姿を消す。 必殺技はサルダー、クマード、ガンマーの上にカーク、ロウガンが乗って櫓を組み、そこから回転して竜巻を起こす忍法真空ハリケーン。 ◇レッドサルダー 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第2話「危ないオバサン」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャレッドが操る顔が猿型の獣将。 ニンジャレッドと同様にトリッキーな戦法で戦い、巨大な手裏剣・サルダースライサーで妖怪を倒す。 無敵将軍の胴体になる。 ◇ホワイトカーク 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第3話「アメリカン忍者」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャホワイトが操る顔が鶴を模した獣将。 鶴のように舞う身軽さがウリで二又のツメ・カークビークで戦う。 無敵将軍の左腕になる。 どことなくマジマザーに似ている。 ◇イエロークマード 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第3話「アメリカン忍者」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャイエローの操る顔が熊型の獣将。 五獣将の中でも一番の力持ちで、鎖付きの鉤爪・クマードクローが武器。 無敵将軍の右脚となる。 ◇ブルーロウガン 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第3話「アメリカン忍者」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャブルーが操る顔が狼型の獣将。 スピードが自慢で、水流を噴出するロウガンシャフトが武器。 無敵将軍の右腕となる。 ◇ブラックガンマー 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第3話「アメリカン忍者」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャブラックの操る顔がガマガエル型の獣将。 ガマガエルのごときジャンプ力の持ち主で、鋼鉄の弓・ガンマーボウが武器。 無敵将軍の左脚となる。 ◇忍者合体無敵将軍 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第1話「忍者でござる」より ©東映・テレビ朝日 CV 堀田智之 テーマソング:「無敵将軍、只今参上!」(歌:宮内タカユキ) 5体の獣将が合体して誕生する「体」の神将で、獣将本来の姿。 本作における1号ロボで、三神将の中ではパワーに優れている。 カクレンジャーが呼び出す場合は基本的に獣将から合体するが、自分の意志で出てくる場合は最初から無敵将軍の姿で登場する。 と言うか第1話でカクレンジャーの初変身よりも早く登場してテロップで紹介されており、同話ラストでは早速必殺技を使っている。 戦隊ヒーローよりも早く登場した、数少ない戦隊ロボである。 合体バンクは変形アクションに合成を使わず、着ぐるみとプロップの上手な使い分けで構成されており、秀逸。 着ぐるみがプロップへ入れ替わる瞬間に稲光を走らせる事で微妙な違いを誤魔化し、着ぐるみが変形しているかのように見せている。 尺の都合で殆ど省略版になっている(一瞬で合体する)のが残念でならない。 この省略版はフルバージョンのバンクとは全く異なり、段差のある場所で合体後の部位に応じて上下二列に並んだ状態から一瞬で合体するという演出になっている。 またOPを流用した別バージョンの省略版もあり、こちらは五獣将に変身して右から横一列に並び、そこから五獣将が画面左外へと飛び去り、画面が切り替わると無敵将軍が現れるというもの。 必殺技は火炎将軍剣。炎の剣戟の後、手応えを感じると『南無参!』と左手で拝むのがお約束。 中盤以降新しい必殺技が出ることもなく、最後まで火炎将軍剣が必殺技だった。 応用技として炎だけ飛ばす「火炎将軍波」もあり、こっちはダラダラ戦で使用した。 必殺技のバンクシーンは実際に剣を燃やして撮影しているため、CGにはない迫力がある。 また、時にはレオパルドンの如く、登場後すぐにこの技で妖怪を倒した事も。 人型ロボ5体が合体して完成するロボットはスーパー戦隊シリーズ初。 また合体前後通してコックピットが存在しないという珍しい特徴があり、巨大戦闘中はカクレンジャーの出演は声のみで姿の描写がない。 頭は折り鶴、体は城をモチーフとしており、歴代戦隊ロボの中でも特に重厚で逞しいフォルム。 合体後のモチーフを前面に押し出すデザインで、正面から見ると両腕以外に合体前の色要素が全くないが、全体を見ると統一感がある。 ついでに戦隊名「カクレンジャー」と一切関係がない珍しいネーミングである一方、見た目に和風要素が多いため「将軍」の名が似つかわしく見えるだろう。 DX無敵将軍では五獣将の背の高さがちゃんと統一されており、真空ハリケーンもちゃんと再現できる。 登場当初は、ホント無敵だった。 中盤以降、カクレンジャーは更なる新戦力を求めて忍之巻を探し出し、隠大将軍をパートナーにしたため、無敵将軍にはお呼びが掛からなくなった。 が、カクレンジャーから呼ばれなくなった途端、今度は自分で状況を判断して「無敵将軍、参上!!」のセリフと共に出撃するようになった。 隠大将軍がピンチになったときには特によく出てくるが、カクレンジャーがピンチでなくても現れるなど、若干過保護な面もある。 主役ロボの座を隠大将軍に譲った感があるが、呼ばれなくても自ら出撃するため物語後半も結構な割合で出撃している。 また、百地三太夫が命を落とした事で、カクレンジャーにアドバイスを行う人間がいなくなったため、いざという時には主に無敵将軍が三神将を代表してアドバイスや解説を行っている。 スーパー戦隊シリーズで1号ロボと2号ロボが完全に独立している場合、2号ロボ単体で勝てない強敵が出た時に1号ロボにもお呼びが掛かるケースが多く、物語後半で空気になりがちという1号ロボも少なくはない。 しかし、無敵将軍の場合は自立行動出来るため呼ばれなくてもしょっちゅう出てきており、序盤とは違うポジションで存在感を発揮していた。 ダラダラとの一連の戦いでは自らの意思で二度出撃して、二度目の戦いでカクレンジャーが形成を覆すと、火炎将軍剣でダラダラ撃破をアシストし、無敵キャノンで大魔王に手傷を負わせ、隠大将軍よりも活躍していた。 ◇獣将ファイター 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第12話「出たァ!! 新獣将」より ©東映・テレビ朝日 テーマソング:「必殺ファイタークラッシュ!」(歌:樫原伸彦) カクレンジャーが「隠流獣将ファイター之術」によって召喚する獣将の分身。 ドロンチェンジャーの中にあるメダルを使って召喚される。 自律稼働で戦えるほか、合体こそしないものの、獣将と同じようにカクレンジャーが一体化して戦うことも出来る。 こちらは額のあたりに融合することで一体化する。獣将と同様にコックピット描写はない。 顔は獣将と同じで彼らも全員が人型だが、格闘戦専門で身軽なスタイル。 それぞれパワーやスピードに長けているという設定はあるが、獣将と比べると俊敏でアクロバティックな動きが多い。 その反面、防御力が非常に低い。 メタい言い方をすればスーツアクターにとっても本当に身軽なので、ジャンプや回し蹴りや側転など、東映特撮の巨大戦ではあまり見られない激しい動きを披露してくれる。 初登場時は獣将と同時に登場。更にこの回は敵も6体登場しており、 その後無敵将軍も登場したため1回の巨大戦で着ぐるみが17種類登場と超豪華。 獣将と獣将ファイターの揃い踏みや、敵味方11体が入り乱れて激しく動く戦闘シーンは必見。 オボログルマは走り回ってるだけとか言わない。 初使用時にサスケが「カクレンジャー最大の忍法を使うんだ!」と宣言しているが、後に超忍獣も登場しているため、何をもって「最大」なのかはよくわからない。 獣将と獣将ファイターの併用がこの時点で使える最大戦力という意味だろうか。 必殺技は2体の肩の上に1体が乗り、残り2体が両手で足場を作り、肩からジャンプして、両手の足場から打ち出される形で飛び出し、炎を纏って相手に突撃するファイタークラッシュ。 また巨大カクレンジャーボールも使用可能。 番組の後半はバトルサルダー以外登場しなかった。 一度に着ぐるみ沢山出すと毎回スーアクのスケジュール確保とか殺陣の構成とか色々大変だから仕方ないよね。 種類は以下の通り。 ◇バトルサルダー 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第12話「出たァ!! 新獣将」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャレッドが操る獣将ファイター。身軽でトリッキーな戦い方を得意とする。 得意技は相手の頭を引っ掻くサルダークロー。 ◇バトルカーク 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第12話「出たァ!! 新獣将」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャホワイトが操る獣将ファイター。高速で移動し、空中からの攻撃を得意とする。 得意技はクロスチョップを決めるカークカット。 ◇バトルクマード 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第12話「出たァ!! 新獣将」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャイエローが操る獣将ファイター。プロレス技が得意なパワーファイター。 得意技は頭突きを決めるクマードヘッド。 ◇バトルロウガン 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第12話「出たァ!! 新獣将」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャブルーが操る獣将ファイター。俊足でキック技を得意とする。 得意技は蹴り技のロウガンキッカー。 ◇バトルガンマー 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第12話「出たァ!! 新獣将」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャブラックが操る獣将ファイター。圧倒的なジャンプ力を持ち味とする。 得意技は回転しながら相手に体当りするガンマースリーアタック。 ◆超忍獣 忍之巻を使った「隠流超忍獣の術」によって召喚される生命体。 彼らも意志を持つ存在で、自分で行動したり会話したりする事が出来る。 こちらも五獣将と同じ動物がモチーフだが、モチーフを人型に落とし込んだ五獣将と違ってモチーフとなった動物をそのままメカにしたような外見となっている。 一体化して戦う五獣将とは対照的に超忍獣はそれぞれコックピットがあり、カクレンジャーが乗り込んで心を通わせて共に戦う。 ◇ゴッドサルダー 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第25話「新たなる出発(たびだち)!!」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャレッドが操る猿型の超忍獣。 隠大将軍の右腕になる。 事実上の人型なので二振りの剣・サルダーダブルソードを使える他、サルダー分身(わけみ)の術でレッドサルダー、バトルサルダーを召喚する事が出来る。 同じロボの着ぐるみを何体も作るよりも低コストだし、見栄えも良いだろうとか言ってはいけない。 必殺技は空中に飛び上がり、槍状に連結させたサルダーダブルソードで二連続斬りを決める「ゴッドサルダー二刀斬り」。 ◇ゴッドカーク 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第26話「鶴姫家の超秘密」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャホワイトが操る鶴型の超忍獣。 超忍獣の中では唯一空を飛び、両目…ではなく首の両脇の砲門から光線「フライングビーム」を放つ。 隠大将軍の頭部になる。 ◇ゴッドクマード 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第27話「無敵将軍の最期」より ニンジャイエローが操る熊型の超忍獣。 見た目も能力も怪力自慢で、前足で地面を踏みつけると地震や地割れが巻き起こる。両目からはビームも出せる。 隠大将軍の胸部になる。玩具では両手に装着される拳も収納している。 ◇ゴッドロウガン 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第27話「無敵将軍の最期」より ©東映・テレビ朝日 ニンジャブルーが操る狼型の超忍獣。 両目からビームを放つだけでなく、高速回転しながら尻尾で攻撃するロウガンアタックで妖怪を迎え撃つ。 隠大将軍の左腕になる。 ◇ゴッドガンマー 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第29話「史上初の超対決(スーパーバトル)」より ニンジャブラックが操るガマガエル型超忍獣。 舌を出しながら無数の分身で攻撃するガンマーダイナマイトや、口から火を吐くガンマーファイヤーと、元ネタの忍者・児雷也に近くなった。 隠大将軍の下半身を構成する。 ◇五神合体隠大将軍 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第31話「見たか!! 新将軍」より ©東映・テレビ朝日 CV 松本大 テーマソング:「出たぞ! 隠大将軍!!」(歌:影山ヒロノブ) 5体の超忍獣が合体した「技」の神将で、本作における2号ロボ。 無敵将軍同様にこちらも頭が鶴になっている。 無敵将軍とは対照的にこちらは合体前の面影を留めている部分が多く、合体前のモチーフも前面に押し出されている。 同じモチーフのメカによる5体合体の戦隊ロボでありながら、上手く差別化されている。 また、右腕と左腕をそれぞれ別のメカが構成するパターンは多いが、右腕の合体前は人型、左腕の合体前は獣型と全く似ていない点もこの頃の戦隊ロボとしては珍しい。 合体時用のコックピットはなく、各超忍獣のものをそのまま使用。 右手が拳、左手がチョップになっていて、相手を掴めないどころか武器すら持てない近接格闘専門。 飛び道具の類は殆どないため、完全な肉弾戦オンリーという極めて珍しいロボ(初登場時に両目からビームを放ったことはあるのだが、妖怪との戦闘では使用していない)。 戦隊でも格闘専門のメインロボ自体が珍しく、歴代ロボではゲキトージャやゲキアツダイオーなどの例しかない。 また、普通はレッドの担当メカが頭部か胸部に来るのだが、このロボはレッドが右腕である上に単独でもある程度の戦力になる。 歴代ロボでレッドが右腕になったのは救急戦隊ゴーゴーファイブのグランドライナーくらいしかいない。 胸部も熊、腰部も蛙とこれまた珍しい。 この右腕という特性を生かして、先に残りメンバーが合体してから駆け付けたり、腕だけ分離してサルダーでトドメを刺すという離れ業を使った事もある。 他のレッドならまず真似出来ないだろう。 合体を構成するメカは1体が二足歩行、1体は鳥型、3体は四足歩行であり、この組み合わせ自体は前作や前々作にもあったが、合体後の構成部位の割り当てが非常に特徴的な戦隊ロボである。 こちらも無敵将軍同様自律行動ができるため、ニンジャマンの危機に無敵将軍と共に駆け付けたり、カクレンジャー不在でダラダラと戦いに行ったり、最終決戦でも自律行動で戦っている。 カクレンジャーが操るときは超忍獣の形で呼び出され、自律行動するときは最初から合体した状態で出撃している。 基本的にカクレンジャーが乗り込まない時だけ完全に自律行動しているらしく、ダラダラ戦の途中からカクレンジャー5人が乗り込んだ後は彼らの意志に呼応して動いている。 必殺技は鉄拳ゴッドフィニッシュ。 カットインで出てくる猿と狼の顔がすげえ怖い。 ◆聖忍獣ツバサマル 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第23話「電撃!! 白い怪鳥」より ©東映・テレビ朝日 CV:松本大 鳥の姿をした「心」の神将。 翼の両端にあるツバサキャノンが必殺武器。 他の神将いずれかと合体し、彼らをパワーアップさせる事が出来る。 合体バンクはどちらとも、飛んでくるツバサマルの姿が神将の目に反射して映るという演出から始まり、両方共背中へ合体するが、合体プロセスの演出や翼の使い方で上手い具合に差別化されている。 ※無敵将軍の場合自らは待機してツバサマルが背中に回り込み、隠大将軍は自らツバサマルに近付く形で合体。 ピンチの時にカクレンジャーや三神将を風雲幻城へ移動させたり、無敵将軍より先に出て来てとりあえず敵を攻撃したり、サスケにはヒカリマルまで与えている。 ツバサキャノンの威力も無敵将軍との合体時には劣るが、それでも多くの敵を足止め出来るだけの威力がある。 単体で敵を倒した事はないものの、単なる合体用員には収まらず、アシスト役としての貢献が多い。 余談だが、玩具のDXツバサマルには付いているツバサキャノン部分が発光するギミックは、 翼の付け根を通ってる配線が遊んでる内に切れたりして光らなくなる事が多かった。 今でも付くのを持ってたら是非大事にしてほしい。 ◇超忍者合体スーパー無敵将軍 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第23話「電撃!! 白い怪鳥」より ©東映・テレビ朝日 一旦両腕を分離し、ツバサマル両翼のキャノンを脇に挟み込む形で再合体。 BGMも相まってやたら重量感がある。 必殺技は超火力で敵を粉砕する無敵キャノン一斉射撃。 初登場時はウミボウズ戦。 カクレンジャーの一体化した無敵将軍が敗れた後、自らの意思で再出撃し、ツバサマルと合体して敵を倒した。 また、その後カクレンジャーの主力が隠大将軍に移行したため、結果的にスーパー無敵将軍への合体は全て無敵将軍が自らの判断でツバサマルに要請を出していた。 戦隊ヒーローが直接操れるにも関わらず、本編中一度も操らなかったという稀有な合体形態である。 なお、合体から一斉射撃までがバンクとなっており、殺陣は一切披露していない。 両脇のキャノン砲が両腕に干渉するため剣を思うように振れないし、殴り合いにもキャノン砲が邪魔となるためであろう。 スーツアクターが自由に動けないため、必殺技のために合体する遠距離戦用の形態という演出を取る事で、バンク多用の違和感を大きく減らしている。 ◇翼合体スーパー隠大将軍 画像出典:忍者戦隊カクレンジャー(1994年2月18日~1995年2月24日) 第31話「見たか!! 新将軍」より ©東映・テレビ朝日 空中へ飛び上がった隠大将軍の背中にツバサマルが合体。 当時の技術では空中合体する瞬間を再現出来なかったため、合体する瞬間に光を放って誤魔化し、カメラアングルを変えて合体後の姿をとるという演出がなされている。 こちらは合体により飛行能力が追加される。 必殺技は空中から繰り出す鉄拳フライングフィニッシュとフライングキック。 翼のエネルギーを拳に託して敵を粉砕する。 隠大将軍初登場時に初合体。相手が強敵の貴公子ジュニア(ガシャドクロ)であり、ゴッドフィニッシュがトドメにならなかったため、追撃の一手として合体した。 戦闘シーンでは鈍重な着ぐるみと動かしやすいプロップを上手に使い分け、非常にスピード感のある戦いを繰り広げている。 特に初登場時の貴公子ジュニア(ガシャドクロ)戦は必見。 カクレンジャーの撮影スタッフは実写と合成の使い分けが上手いようだ。 スーパー無敵将軍と違ってスーツアクターは両腕の自由が利くが、やはり背中のツバサマルが邪魔で動きにくく、特に振り向いた時には大きな遠心力が掛かるため、必殺技のための合体が多い。 こちらもフライングフィニッシュを繰り出すシーンは毎回バンクを使用しているが、敵を殴る瞬間の場面のみ毎回新撮。 必殺技のための合体を中心にすることで殺陣のシーンを減らすという工夫がなされている。 【その後のスーパー戦隊シリーズにおいて】 Vシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』 ガオライオンの雄叫びと共に、歴代レッドが操縦、もしくは共に戦う24大メカの1体としてゴッドサルダーが馳せ参じ、サルダーダブルソードでラクシャーサを迎え撃った。 『海賊戦隊ゴーカイジャー』 直接の登場はないが、第45話で10年前にやり過ぎて迷惑をかけたニンジャマンへのお仕置きとして壺に閉じ込めた事、レジェンド大戦における宇宙帝国ザンギャックとの巨大ロボ戦の総力戦で負傷した事が語られている。 映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』 無敵将軍が登場。 忍者戦隊の後輩である忍風戦隊ハリケンジャーの旋風神と、和風戦隊繋がりで侍戦隊シンケンジャーのシンケンオーと共に血祭のブレドランを倒した。 スーツが残っていないため、当時の画像をCG処理して対応。 映画『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』 ワイルドトウサイシュリケンキングの必殺技「ジュウオウニンニン・スーパー戦隊バースト」発動の際に現れるオーラという形で、スーパー隠大将軍が登場。 【パワーレンジャーシリーズにおいて】 『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』のシーズン3にて、破壊されたサンダーゾード(気伝獣)に代わって登場。 日本とは逆に超忍獣/隠大将軍ことニンジャゾード/ニンジャメガゾードが1号ロボ、五獣将/無敵将軍ことショーグンゾード/ショーグンメガゾードが2号ロボとなっており、 ツバサマルことファルコンニンジャゾードはホワイトレンジャー(キバレンジャー)/トミー・オリバーの乗機になった。 更に両者ともオリジナルギミックとしてタイタヌス(獣騎神キングブラキオン)と合体可能。いわゆる「究極無敵将軍」と「究極隠大将軍」に合体できる。 なお、両者がタイタヌスに搭乗するシーンは玩具が使って撮影が行われた。 ファルコンゾード以外のニンジャゾードはレンジャーが敵の時間遡行魔術で子供にされた事で消滅してしまったが、ショーグンゾードとファルコンゾードは以降も残り、助っ人戦士エイリアンレンジャーの戦力として活躍した。 また、ニンジャゾードは『パワーレンジャー 映画版』においても主役メカとして登場。 こちらでは惑星フェイドスのニンジェッティ神殿に「究極の力」として封印されていたゾードという設定となっており、試練を勝ち抜いたレンジャー達の手で運用され、アイヴァン・ウーズと戦いを繰り広げた。 完全新規映像となる戦闘シーンはミニチュアと着ぐるみではなくCGで描かれていた……のだが、CGの評価はあまり高くない。というか正直低い。 特に顔はほぼ別物。 MMPR終了後は物語が『パワーレンジャー・ジオ』に移行した事で、ショーグンゾードは健在でありながら出番は完全に無くなってしまう。 だが、それから約25年後、『パワーレンジャー・ニンジャスティール』においてトミーを始めとした歴代戦士が客演した際に、まさかのファルコンゾードが再登場!! ロード・ドレイヴンの計画を打ち破るだけでなく、ドレイヴンにトドメを刺すというまさかの活躍を見せた。 まさか、ツバサマルが海外の新作にフルCGで復活した上に、初の単体勝利を飾る事になるなんて誰が予想出来たか……。 追記・修正は隠流を習得した方にお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 鉄拳ゴッドフィニッシュ、通称『犬猿1-2フィニッシュ』。『ウゥゥゥキィィィェエアアアァァァーーーッ!!!!』って感じのお猿のカットインは確かにコワイ!! -- 名無しさん (2013-12-07 00 12 05) ↑「ウゥゥゥキィィィェエアアアァァァーーーッ!!!!」 なんかワロタ -- 名無しさん (2014-03-10 06 33 04) ↑2秀逸だな -- 名無しさん (2014-04-16 00 05 55) パワーレンジャーでは将軍たちがキングブラキオンに搭乗するという展開が・・・ -- 名無しさん (2014-04-16 00 15 12) ほぼ同スタイルの5体合体は今見ても凄いと思う(大抵レッドが胴体の大型メカ) -- 名無しさん (2014-04-16 00 16 27) 当時幼稚園児だったんだが同世代の友人とカクレンジャーの思い出語ってると無敵将軍を指して「城から変形するロボ」という認識が多々あった。あんまり間違ってないし、自分もなんかそんなイメージだったから訂正しなかったけどやっぱインパクトあるよな、あのシーン。 -- 名無しさん (2014-05-06 21 59 38) 当時の図鑑などでは、無敵はパワー、隠はスピードでそれぞれ勝ると紹介されており、スーパー無敵とスーパー隠のどちらが強いかは明言されていなかった。双方のファンの事を配慮していると思える…まあ番組では後者が最強扱いだったのだが。 -- 名無しさん (2014-05-06 22 55 13) ↑まあ復活後は無敵将軍が苦戦した妖怪に隠大将軍が圧勝なんていうシーンはなかったからいいんじゃね? -- 名無しさん (2014-05-21 14 14 07) 改めて考えると、無敵将軍に圧勝したウミボウズってメチャクチャ強いな。妖怪全体で見ても上位クラスでは?一体化してた五人が未熟だったてのもあるかもしれんけど。 -- 名無しさん (2014-05-21 14 40 27) ↑2つか不意打ちばかりだけど、隠大将軍が苦戦してる相手をむしろ無敵将軍が一蹴してるんだよな。鵺やウミボウズの時も隠大将軍の復活が解かれてたら助けに入ってたんじゃないかな。隠大将軍も苦戦してる描写多くて最強には見えないし、ツバサマルも毎回援護に飛んでくるとこ見るとまさに三神将は三人で一つ -- 名無しさん (2014-05-21 17 37 32) 子供の頃はこの三体が合体して最強ロボになるのを期待してたんだがなぁ…… -- 名無しさん (2014-05-21 21 32 51) スーパー無敵=更に重くなるが、砲撃と剣を同時に使えて攻撃力大幅UP スーパー隠=パワーは変わらないがスピードが強化され空まで飛べる 合体後はどちらも能力が両極端になるから比較は出来ないかと。 -- 名無しさん (2014-07-08 02 25 51) 元人間だからか、ご先祖同様前2つのジュウレン、ダイレンの司令官ポジよりも大分戦隊メンバーに甘い -- 名無しさん (2014-07-28 02 28 20) ただ弟子のニンジャマンには厳しい…そこまで問題児だったのか…? -- 名無しさん (2014-07-28 02 30 12) ↑×2たしかに、よく「過保護」とネタにされるな。まあ、第1話からカッパ(まだ等身大)に火炎将軍剣で斬りつけようとしたからなwww -- 名無しさん (2014-09-19 12 17 01) ↑↑まあ、子供には厳しいけど孫には甘いみたいなもんだろ。それにレンジャーは(基本的に)使命で戦うことになった普通の青年たちであって、ニンジャは修行の身なわけだし。 -- 名無しさん (2014-09-19 12 28 30) 赤が左腕のロボ(にもなれる)がついに出たが… -- 名無しさん (2015-03-04 21 18 30) 無敵将軍が(なぜか)自分で動けるのを黙ってた前半は兎も角、隠大将軍にカクレンジャーが乗り込む意味ってあるのか?獣将ファイターに合身して一緒に戦ってた方がよかったんじゃ・・・。 -- 名無しさん (2015-03-05 00 45 34) ↑乗り込まないと玩具が売れないからどうしても絵面重視になる。大人の事情。 -- 名無しさん (2015-03-05 01 10 39) 冷静に考えたら無敵将軍の必殺技って凄く危険だよね。マジで火がついた剣を持ってあんな動き辛い上に視界も悪いスーツ着てそれを振り回すって・・・・日下さんよくやるわ -- 名無しさん (2016-02-25 14 00 54) ↑3まあ三神将はそもそも愛と勇気と希望の化身だからカクレンジャーが乗って奮起してくれれば強くなるんじゃないのかな。ヤマンバの時の憎しみと怒りの雲もカクレンジャーが負けるもんか!ってなってからふっ飛ばしたし -- 名無しさん (2016-02-25 14 10 32) 火炎将軍剣はバンクだからこそ出来ることだよ。毎回撮ってたら危ないし、燃料やら消化器やらの準備で予算的にも苦しいはず。 -- 名無しさん (2016-02-25 15 33 12) 一番最初に買ってもらったのが無敵将軍だから印象深いわ。よくタイフーンは再現したな -- 名無しさん (2016-02-25 17 00 26) 火炎将軍剣をレッドが使う展開は燃えたな。ロボの武装を等身大で装備するのは他にキョウリュウレッドカーニバルがあったかな? -- 名無しさん (2016-02-25 17 26 26) 合体状態のロボからゴッドサルダーだけ分離とか真似しようがないっすわ -- シノビマル (2016-02-25 17 42 50) ↑それお前とドラゴマルにだけは特に言われたくないと思ってる -- ゴッドサルダー (2016-02-25 17 49 07) 実はスーパー隠大将軍一回だけ目からビーム出してたりして -- 名無しさん (2016-03-14 21 56 09) スーパー無敵将軍メンバーが一度も合体コールをしたことがない唯一の戦隊ロボじゃなかろうか 人型個人ロボが一人2体というのもそうだけどカクレンジャーは巨大戦の可能性を色々模索してた感があるな -- 名無しさん (2016-07-03 03 19 23) 無敵将軍の頭の部分(鶴みたいなやつ)ってどっから出てるんだ? -- 名無しさん (2016-07-12 13 49 23) ↑あれは完全にどこからともなく召喚する余剰パーツで、DX玩具でもしっかり「ヘルメット」と独立した表記で分類されてる。 -- 名無しさん (2016-07-12 13 58 10) ↑一応猿の胴体に収納できて、よく見ると尻から尻尾のようにはみ出す部分があるんだ。 -- 名無しさん (2016-07-15 13 30 48) 無敵将軍のスーアクはデンジマン以降のロボ担当者のベテラン日下さん(大魔王と兼役)、隠大将軍のスーアクは当時若手の高岩さん(ニンジャレッドと兼役)。巨大戦の殺陣の時に高岩さんは「やっぱり日下さんは凄い」と思ったとか -- 名無しさん (2016-10-22 17 12 38) ボウケンジャーのダークシャドウの幹部はこれがモチーフ -- 名無しさん (2017-06-11 12 12 15) 無敵将軍の必殺技はとにかくかっこよかった。 -- 名無しさん (2017-06-24 08 41 38) 次のスーパーミニプラが無敵将軍かー。いいよね、城ロボ -- 名無しさん (2018-03-22 22 04 29) スーパーミニプラ史上最高傑作じゃね…これ…(三神将とも) -- 名無しさん (2018-09-23 22 02 37) 過保護とか言われるけど三神将も厳しいこと言うこともあるんだけどね、第一部の終盤とか最終話とか -- 名無しさん (2019-01-27 01 35 35) 無敵将軍のテーマソングは、数ある戦隊ロボソングの中でも珍しい「ロボの容姿を誉める」歌詞がある。確かに歌われてる通り男前なんだけどさ -- 名無しさん (2021-05-08 16 23 40) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sentai-soubi/pages/2543.html
『忍者戦隊カクレンジャー』で怪人を倒す決まり手となった技の一覧。 【登場話】 【怪人名】 【戦士または巨大ロボ】 【等身大戦】 【巨大戦】 第2話 ロクロクビ(本体) ニンジャホワイト 隠流・くの字斬り なし (巨大化せず) カッパ なし (等身大では倒されず) レッドサルダー (サルダースライサーで真っ二つにされる) 第3話 オボログルマ なし (等身大では倒されず) 五獣将 忍法・真空ハリケーン 第4話 アズキアライ なし (等身大では倒されず) 無敵将軍 火炎将軍剣 第6話 ヌリカベ カクレンジャー5人 シャークドライバー なし (巨大化せず) モクモクレン なし (等身大では倒されず) 無敵将軍 火炎将軍剣 第7話 ガキツキ ニンジャイエロー 隠流・三段斬り 無敵将軍 火炎将軍剣 第8話 バケネコ なし (ネコマルの体当たりを受ける) 無敵将軍 火炎将軍剣 第9話 ドロタボウ ジライヤ(ニンジャブラック) パンチ攻撃 無敵将軍 火炎将軍剣 第10話 コナキジジイ カクレンジャー5人 カクレンジャーボール 無敵将軍 火炎将軍剣 第11話 シロウネリ カクレンジャー5人 カクレンジャーボール 無敵将軍 火炎将軍剣 第12話 テング なし (等身大では倒されず) 無敵将軍 火炎将軍剣 第13話 カネダマ ニンジャレッド 隠流・満月斬り 獣将ファイター5体 ファイタークラッシュ(バトルサルダー) 第14話 ケウケゲン ニンジャレッド 隠流・満月斬り 獣将ファイター ファイタークラッシュ(バトルサルダー) 第16話 シュテンドウジ兄弟 ニンジャレッド 隠流・満月斬り 無敵将軍 火炎将軍剣 第17話 アミキリ ニンジャブルー 隠流・正方の陣 無敵将軍 火炎将軍剣 第19話 ツチグモ ニンジャイエロー 隠流・三段斬り 無敵将軍 火炎将軍剣 第21話 サルガミ ニンジャブルー (カクレンジャーボールを蹴り返される) 獣将ファイター5体 ファイタークラッシュ(バトルロウガン) 第22話 エンラエンラ ニンジャイエロー (掃除機に吸い込まれる) 獣将ファイター5体 巨大カクレンジャーボール 第23話 ウミボウズ ニンジャレッド オン・サル・ニン火炎つむじの術 スーパー無敵将軍 無敵キャノン一斉射撃 第25話 イッタンモメン なし (等身大では倒されず) ゴッドサルダー ゴッドサルダー二刀斬り 第26話 カサバケ なし (等身大では倒されず) スーパー無敵将軍 無敵キャノン一斉射撃 第29話 ガリ ジライヤ(ニンジャブラック) (鉄の爪の一撃が致命傷となった後に力つきる) なし (巨大化せず) ヌエ なし (等身大では倒されず) 聖忍獣ツバサマルゴッドクマードゴッドロウガンゴッドカーク 両翼からの砲撃両目からの破壊ビーム両目からの破壊ビームフライングビーム 第31話 ガシャドクロ(貴公子ジュニア) ニンジャレッド 隠流・雷鳴斬 スーパー隠大将軍 鉄拳フライングフィニッシュ 第32話 ヌッペフホウ ニンジャブルー 隠流・正方の陣 スーパー隠大将軍 鉄拳フライングフィニッシュ 第33話 アマノジャク ニンジャレッド 隠流・雷鳴斬 ゴッドサルダー ゴッドサルダー二刀斬り 第34話 スナカケババア ニンジャブルー 隠流・正方の陣 隠大将軍 鉄拳ゴッドフィニッシュ 第35話 カマイタチ ニンジャホワイト 隠流・くの字斬り なし (巨大化せず) 第36話 バクキ なし (軍師白面郎の放った矢を受ける) スーパー隠大将軍 鉄拳フライングフィニッシュ 第37話 カラカサ なし (軍師白面郎の起こした爆発に巻き込まれる) 隠大将軍 鉄拳ゴッドフィニッシュ 第38話 ウシオニ カクレンジャー5人 カクレンジャーボール 隠大将軍サムライマン 鉄拳ゴッドフィニッシュサムライジャベリンの突き 第39話 ノッペラボウ ニンジャレッド 隠流・雷鳴斬 サムライマン (腹部の破片を踏まれ、再生を封じられる) 第40話 キュウビノキツネ カクレンジャー5人 カクレンジャーボール スーパー隠大将軍 鉄拳フライングフィニッシュ 第41話 最凶ゴースト軍団 ニンジャレッド 隠流・雷鳴斬 なし (巨大化せず) チョウチンコゾウ ニンジャレッド 隠流・雷鳴斬 スーパー隠大将軍 鉄拳フライングフィニッシュ 第44話 ダラダラ なし (等身大では倒されず) サムライマン サムライ激怒ボンバー 第45話 オオムカデ カクレンジャー5人 &ニンジャマン カクレンジャーボール 隠大将軍 鉄拳ゴッドフィニッシュ 第46話 ムジナ なし (等身大では倒されず) スーパー隠大将軍 鉄拳フライングフィニッシュ 第47話 カシャ ニンジャレッド 隠流・雷鳴斬 スーパー隠大将軍 鉄拳フライングフィニッシュ 第48話 雪ダルマ(仮) なし (最初から巨大化) 無敵将軍サムライマン 火炎将軍剣サムライ激怒ボンバー ユキオンナ ニンジャブラック 隠流・流れ星 隠大将軍 鉄拳ゴッドフィニッシュ 第49話 ビンボーガミ カクレンジャー5人&ニンジャマン カクレンジャーボール 隠大将軍 鉄拳ゴッドフィニッシュ 第50話 ダイダラボッチ なし (等身大では倒されず) スーパー隠大将軍 鉄拳フライングフィニッシュ 第52話 ヤマンバ なし (等身大では倒されず) 隠大将軍 鉄拳ゴッドフィニッシュ 最終話 花のくノ一組 三神将 (猫の姿に戻される) なし (巨大化せず) 妖怪大魔王 カクレンジャー5人 (封印の扉の中に再封印される) なし (巨大化したことがある) 劇場版 ヒトツメコゾウ(兄) カクレンジャー5人 シャークドライバー なし (巨大化せず) ヒトツメコゾウ(弟) なし (等身大では倒されず) レッドサルダー サルダースライサーの一撃 オオニュドウ 無敵将軍 火炎将軍剣 なし (巨大化あり)
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/155.html
~次回予告~鶴姫『お父様!』白面郎『鶴姫、覚悟!』ジュニア『今日がカクレンジャー、最期の日よ』三太夫『みんな・・・今こそ超忍獣を合体させるんよ!』5人『五神合体!隠大将軍』サスケ『忍者戦隊カクレンジャー 『見たか!新将軍』 見たか!新将軍 採石場でニンジャホワイト・鶴姫と軍師白面朗が戦っている。 ホワイト「カクレイザー!」 ニンジャホワイトがカクレイザーを撃つも、白面朗に剣で弾かれる。 逆に白面朗が剣から発した光線で拘束され振り回されてしまう。 さらに剣の柄からの光線を受け、変身が解けた鶴姫が倒れる。 白面朗「許せ鶴姫、お前たちがどうあがいてもこの世はやがて妖怪のものとなる」 「カクレンジャーは邪魔になるだけだ」 剣を構えた白面朗がゆっくりと鶴姫に迫ってくる。 鶴姫「お父様……」 白面朗「地獄にゆけ!鶴姫」 白面朗は剣を振りかぶった。 そこに布が飛んできて白面朗に覆いかぶさる。 白面郎が布を払った時には百地三太夫が鶴姫に駆け寄っていた。 鶴姫「三太夫!」 白面朗「おのれ、いらぬ邪魔を」 三太夫「逃げるんよ鶴姫!」 三太夫は鶴姫を連れて煙と共に姿を消した。 姿を消した鶴姫と三太夫は森にいた。 鶴姫は三太夫を振りほどいて戻ろうとするが、三太夫に止められる。 鶴姫「離して!」 「戻って戦うのよ!離して!」 三太夫「やめるんよ鶴姫、今のお前の力では殿には勝てんけん」 鶴姫「でもサスケ達が!」 三太夫「心配する事ない 4人とも今頃は助かってるけんな」 三太夫が言った通り、前回、白面朗の攻撃で川に落とされていたサスケたち他の4人は、以前三太夫が連れていた少年、ブンと犬のタローにジローが引き上げていた。 サイゾウ「助かったぜ……」 サスケ「助かったぜ、坊や一体?」 ブンは何も言わずにタロー、ジローと去ってしまう。 サスケ「坊や!」 セイカイ「おい!」 しかしそのことを知らない鶴姫は三太夫を問い詰める。 鶴姫「どういうことなの,一体!答えて,答えて!」 鳥が飛び去り木々がざわめく。 高笑いをしながら貴公子ジュニアが現れた。 ジュニア「鶴姫、その答えは簡単よ」 「軍師白面朗、つまりお前の父親と三太夫は裏でつるんでいたというわけ。そうでしょ三太夫!」 「例えば、大魔王様の復活を阻止させて自ら妖怪世界の王となり、世界を支配しようとしてるとかね」 鶴姫「そんな… 三太夫」 三太夫は何も言わずに刀を抜いてジュニアに斬りかかったが、ジュニアは造作もなく交わす。 ジュニア「どうやら図星のようね、三太夫!」 「でも今更遅いわ、後一時間もしないで大魔王さまが復活する!」 ビル街の一部を浮かび上がらせた浮島、その中央のビルにある封印の扉。 その向こうでは大魔王がまた一歩と近づいていた。 大魔王「後わずか、後わずかで私は復活する…フハハハハ」 ジュニア「そうすれば全てが私の思い通りになる」 「白面朗をこの手で始末して後継者である私の座を揺るぎないものにするのよ」 三太夫「そうはさせるか!」 三太夫は再度ジュニアに向かうも、 ジュニアが右手から放った光線が三太夫を縛り、振り回す。 三太夫は木に叩きつけられ、刀も落としてしまう。 三太夫「どりゃぁ――っ!!」 三太夫が印を結ぶ。 周りの木が折れて、ジュニアに降りかかるが、あっさり交わされる。 三太夫「だぁ――っ!!」 三太夫が再度印を結ぶ。 今度は多数の岩がジュニア目掛けて飛んでくる。 ジュニア「フン」 しかしジュニアが目を光らせると、岩は跳ね返され、三太夫に当たってしまう。 ジュニア「ヌウッ!」 さらにジュニアに光線で撃たれ、三太夫は倒れる。 ジュニアが三太夫の刀を拾い、三太夫の元へ行き、起こして襟首を掴む。 ジュニア「もう終わりにしましょ」 鶴姫「三太夫!!」 サスケたち「「「「三太夫――!!」」」」 サスケたち4人も駆けつけ、三太夫の所に向かうが―― ジュニア「ジ・エ〜ンド」 ジュニアが刀で三太夫を貫いた。 サスケたち「「「「「ああっ!」」」」 鶴姫「あっ!」 三太夫はゆっくりと崩れ落ちた。 鶴姫「三太夫!」 サスケたち「「「「三太夫!!」」」」 鶴姫とサスケ達は三太夫のそばに駆け寄る。 セイカイ「三太夫!」 サイゾウ「三太夫しっかりしろ!」 鶴姫「三太夫しっかり!」 三太夫「・・・鶴姫・・・」 サスケ「三太夫・・・」 サスケ達に睨みつけられたジュニアは三太夫の刀を捨て、鼻で笑う。 サスケ「許せねぇ!今日こそ貴様を倒してやる!」 ジュニア「望むところだわ、お前たちも大魔王様復活の引き出物にしてくれるわ、来いっ!」 鶴姫「皆行くわよ!」 サスケたち「「「「おうっ!」」」」 5人「「「「「スーパー変化!!」」」」」 5人は服を脱ぎ捨て、カクレンジャーに変身しジュニアに向かう。 ジュニア「ぬわぁぁぁ!!」 ジュニアも正体である妖怪ガシャドクロの姿になりカクレンジャーに向かう。 カクレンジャーはガシャドクロと切り結ぶが、ガシャドクロはカクレンジャーを斬り伏せ圧倒する。 ブラック「カクレンジャーボール!」 カクレンジャーは必殺技カクレンジャーボールの体勢をとる。 カクレンジャー「「「「「レディーゴー!」」」」」」 ホワイト「サイゾウ!」 ブルー「セイカイ!」 イエロー「サスケ!」 レッド「ジライヤ、シュートだ!」 ブラック「カクレシュート!」 ニンジャブラックがボールをガシャドクロ目掛けて蹴り飛ばすが、 ガシャドクロは剣でボールを打ち返した。 ボールはニンジャブラックに当たり、カクレンジャーがボールの爆発で吹き飛ばされてしまう。 カクレンジャー「「「「「うわ――!!」」」」」 そこに聖忍獣ツバサマルが飛来する。 レッド「ツバサマル!?」 ツバサマル「サスケよ!雷鳴剣ヒカリマルを受け取るのだ」 レッド「ヒカリマル?」 ツバサマルから光が放たれニンジャレッドの手に収まり、それは一本の剣になった。 ガシャドクロ「何だ!?それは!」 レッド「雷鳴剣ヒカリマル!」 ニンジャレッドがカクレマルとヒカリマルを構える。 ガシャドクロが向かってきたが、ニンジャレッドはカクレマルとヒカリマルの二刀流で切り伏せる。 レッド「隠流雷鳴斬!」 新必殺技、雷鳴斬がガシャドクロに炸裂した。 ガシャドクロは火花を散らしながら倒れるもすぐに立ち上がってくる。 ガシャドクロ「おのれぇ!こうなったら巨大になって貴様らをたたきつぶしてやるわ!」 黒雲から妖怪エネルギーの落雷を受け、ガシャドクロが巨大化する。 カクレンジャー「「「「「「隠流、超忍獣の術」」」」」」 レッド「ゴッドサルダー!」 出現した5体の超忍獣がガシャドクロに向かう。 レッド「行くぞ!ガシャドクロ!」 サスケの超忍獣ゴッドサルダーが、 サルダーツインソードの剣技でガシャドクロを圧倒する。 ガシャドクロ「ええぃ面倒だ!ユガミ!」 ユガミ「おおジュニア様、ワシの最大の発明を受け取るんじゃ!」 研究所のユガミ博士がパソコンのキーを押すと 台座の上に置かれた装備が転送され、 ガシャドクロの背中にバックバックが、左腕にバズーカ砲が装着される。 ガシャドクロ「喰らえ超忍獣!」 バズーカ砲からの火炎放射がゴッドサルダーを攻撃する。 サスケ「うわぁ!」 ユガミ「いいぞジュニア様!」 ユガミ博士もいつの間にか戦場の近くに来ていた。 ホワイト「フライングビーム!」 ゴッドカークがフライングビームを撃つも、ガシャドクロに右手で弾かれる。 ガシャドクロ「クラッシュビーム!」 バズーカ砲からの光線がゴッドカークを攻撃する。 ホワイト「きゃあ!」 そこへ生きていた三太夫がよろけながらも出てきた。 三太夫「サスケ・・・!」 レッド「三太夫!」 三太夫「今こそ超忍獣を合体させるんよ。隠大将軍になるんだ!」 レッド「隠大将軍?」 風雲幻城の中にある三神将の石像。 心を司るツバサマル。 体を司る無敵将軍。 そして技を司る隠大将軍。 その石像から光が放たれ、超忍獣の所に届く。 レッド「やるぜみんな!」 他4人「「おお!」 カクレンジャー「「「「「「五神合体!隠大将軍!」」」」」」 ニンジャホワイト・鶴姫の超忍獣、ゴッドカークが隠大将軍の頭に変形する。 ニンジャイエロー・セイカイの超忍獣、ゴッドクマードが足をしまい隠大将軍の胴体に、ニンジャブラック・ジライヤの超忍獣ゴッドガンマーが後脚を展開させ隠大将軍の下半身に変形する。 ゴッドクマードの上部にゴッドカークが合体し、 ニンジャレッド・サスケの超忍獣、ゴッドサルダーとニンジャブルー・サイゾウの超忍獣、ゴッドロウガンがゴッドクマードの左右に合体し、 その頭にサルダーパンチとロウガンチョップが装着され、隠大将軍の両手になる。 そして4体が合体した上半身とゴッドガンマーが変形した下半身が合体し、 カクレンジャーー「「「「「隠大将軍推参!!」」」」」」 技の三神将、隠大将軍が完成した。 ガシャドクロ「隠大将軍!?おのれクラッシュビーム!」 ガシャドクロがクラッシュビームを撃つが、隠大将軍はものともせずに突き進む。 カクレンジャー「「「「「鉄拳ゴッドフィニッシュ!!」」」」」 ロウガンチョッツプの一撃がガシャドクロのバズーカ砲を叩き落とす。 続けて放たれたサルダーパンチの一撃がガシャドクロに当たり吹き飛ばす。 ガシャドクロ「うわぁぁぁ!!」 さらにツバサマルも飛来してきた。 カクレンジャー「「「「「翼合体!スーパー隠大将軍!」」」」」 飛び上がった隠大将軍の背中にツバサマルが合体し、スーパー隠大将軍が完成した。 ガシャドクロ「最後の勝負だ!いくぞ!」 ガシャドクロがバックバックからのジェット噴射で飛び上がるが、 スーパー隠大将軍の回し蹴りを受け地上に叩き落とされる。 スーパー隠大将軍もガシャドクロめげけて急降下する。 カクレンジャー「「「「「「鉄拳フライングフィニッシュ!!」」」」」 急降下の勢いを乗せて強化されたゴッドフィニッシュが ガシャドクロに炸裂した。 ガシャドクロ「バカな・・私がやられるなんて・・・父上ぇぇ!!」 ガシャドクロが貴公子ジュニアの姿をだぶらせながら倒れこみ大爆発。 最後に黒バラをくわえたガシャドクロの顔が残留思念として浮かび、消滅した。 遂に貴公子ジュニア、ガシャドクロは最期を遂げた。 ユガミ博士「ジュニア様―――!!」 スーパー隠大将軍が上空の封印の扉を向き、目から光線を放ち封印の扉を破壊した。 封印の扉の破片が地上のユガミ博士に降り注ぎ、押しつぶした。 ユガミ博士「私だって・・私だってまだ死にたくない・・・」 ユガミ博士はあっけない最期を迎えた。 封印の扉を破壊された浮島は地面に戻った。 そして大魔王復活のために石にされていた人々も元に戻った。 恵子「戻った!良太!」 良太「お姉ちゃん!!」 大人たち「ああ」 「助かった!」 子供「「元に戻ったよー」」 倒れていた三太夫の元にサスケ達が駆け寄る。 セイカイ「三太夫――!」 サスケ「三太夫!」 ジライヤ「三太夫!!」 三太夫「鶴姫、みんな」 鶴姫「しっかりして!三太夫!」 三太夫「ワシはもうダメやけん」 鶴姫「三太夫!」 サスケ「教えてくれ三太夫・・・鶴姫の親父さんは、人間の味方なのか?・・・それとも・・・」 三太夫「あきらめるんよ・・・殿はお前たちを助けた。だがそれはお前たちを不憫と思ったからで・・本当はやっぱり人間を裏切ってるんよ・・・」 鶴姫「そんな・・・」 三太夫「サスケ!セイカイ・・サイゾウ・・鶴姫・・ジライヤ」 「残るは・・お前たちだけやけん・・・何があっても・・・大魔王だけには、負けるんやないけんな!」 三太夫が見上げた先のビルの上に白面朗がいた 三太夫(殿・・・これでいいんですね・・・) 白面朗は姿を消した。 その直後、三太夫は崩れ落ち、完全に息を引き取った。 鶴姫「三太夫!」 サスケ「三太夫ゥ!!」 ジライヤ「ウァア・・・」 サイゾウ「あぁ・・・」 セイカイ「三太夫――!!」 三太夫の死に声をあげて泣く五人。 そんな中、封印の扉の破片が浮かび上がり、元に戻ってしまう。 セイカイ「封印の扉が!!」 そして封印の扉が開き中から妖怪大魔王が姿を現した。 ジライヤ「大魔王!」 高笑いと共に大魔王がビルの上に移る。 大魔王「とうとう私は蘇った!聞けカクレンジャー!これでこの世は私のものになったのだ」 サスケ「何!」 大魔王「フハハハハ」 大魔王は姿を消した。 サスケ「大魔王!!」 妖怪たち「「「復活バンザーイ!復活バンザーイ!復活バンザーイ!」」」」 とある部屋で妖怪達、花のくノ一組、戦闘員ドロドロが喝采していた。 そこに大魔王が白面郎を連れてやって来た。 妖怪たちに頭を下げられ、大魔王は玉座に座る。 大魔王「聞け妖怪ども!今日から人間を全て滅ぼしこの地上に妖怪王国を作るために私に忠誠を尽くすのだ!」 妖怪たち「「「ははー!!」」」 白面朗「しかし大魔王さま、ジュニア様は」 大魔王「愚かな奴よ、何があっても息子を後継者にしようと思っておったのに」 「それにしてもにっくきカクレンジャー、わが息子の命を奪いおって。必ず連中を血祭りにあげてくれるわ」 「貴様もこれから先、十分に働いてもらうからな」 白面朗「御意」 大魔王「頼むぞ・・・」 港で佇む鶴姫、彼女の見上げた青空に三太夫の幻が浮かぶ。 鶴姫(三太夫・・お父様が人間を裏切っているなんてやっぱり信じたくない) (そうでしょ?三太夫) 三太夫の幻が微笑み、頷いてから消えた。 その次に父・義輝の幻が浮かぶ。 鶴姫(お父様・・・) 鶴姫の元にサスケ達が歩み寄ってくる。 サイゾウ「鶴姫、希望を捨てるんじゃないぜ。俺たちの手で必ずお父さんを」 セイカイ「そうだぜ、なにしろ俺たちには・・新しい味方ができたんだからな」 5人が見上げた先にはスーパー隠大将軍がそびえ立っていた。 ジライヤ「スーパー隠大将軍、これからも頼むゾ」 サスケ「大魔王を倒し、鶴姫の親父さんを助け、世の中の平和を守る為に、力を合わせ戦っていくんだ」 鶴姫たちもサスケの言葉にうなづく。 そして5人はスーパー隠大将軍に背を向け、決意も新たに歩き出した。 つづく
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/164.html
講釈師「妖怪の大魔王を復活させようと ついに動き出した貴公子ジュニア」 ジュニア「ひと月経たない内に大魔王様があの扉から現れ、この地上の人間も動物も植物も、生きとし生けるものすべてが滅び、妖怪の天国が完成するのよ。ハハハハハ!」 あァ 一巻の終り サスケたち「そうはさせねぇ! 行くぞみんな、ヤツを倒すんだ!」「おぅ!」 三太夫「待ぁて! やめるんよ、みんな。今戦っても、ガシャドクロには勝てんけん」 鶴姫「何言ってるのよ、三太夫!?」 三太夫「ヤツは封印の扉の奥にいる大魔王の力を借り、今までにないくらい強くなっている。この場は一旦引き下がるんよ」 サスケたち「冗談じゃねぇ! 石にされた子供を放って逃げろってのか!?」「俺たちはカクレンジャーだぜ!」「子供たちを、平和を守るのが俺たちの仕事じゃない!?」「5人が力を合せれば、絶対勝てる!」 三太夫は静かに、首を横に振る。 鶴姫「三太夫!?」 石にされた子供たちを想う鶴姫。 鶴姫「恵子ちゃん、良太くん…… 三太夫、私たち命を賭けて戦ってみるわ。みんな!」 サスケたち「おぅ!」 5人が貴公子ジュニアこと、妖怪ガシャドクロに挑む。 ガシャドクロ「来たな!」 サスケ「貴公子ジュニア、いや、ガシャドクロ! もうこれ以上、貴様の好きにはさせねぇ。覚悟しろぉ!」 ガシャドクロ「フン。お前たちも大魔王様の生贄にしてやる。くノ一組!」 妖怪軍団の女忍者5人組・花のくノ一組が登場。 くノ一組「花のくノ一組、参上!」 サスケたち「行くぜ! スーパー変化!」 サスケたち5人がカクレンジャーに変身、花のくノ一組と戦いを繰り広げる。 イエロー「イエロークロー! おりゃあ! どすこーい!」 ブラック「ブラックボウ・シュート!」 レッド「隠流(かくれりゅう)・分け身の術!」 ホワイト「隠流忍法・花吹雪!」 ブルー「ブルーショット!」 それぞれの忍法や武器を駆使した末、花のくノ一組は撃退される。 ガシャドクロ「ハハハハッ、さすがカクレンジャー。でも私に勝つことはできないわ」 ガシャドクロが巨大化。 ガシャドクロ「地獄へ送ってあげるわ、カクレンジャー!」 サスケたち「そうは行くか!」「隠流・獣将(じゅうしょう)ファイターの術!」 5体の巨大戦士・獣将ファイターが出現し、カクレンジャー5人が一体化する。 ガシャドクロ「バカめ、獣将ファイターなど問題ではないわ。大魔王様!」 妖怪大魔王の力を受け、ガシャドクロの強力な剣撃が炸裂。 サスケたち「うわぁぁ──っ!」 ガシャドクロ「ハハハハハ!」 レッド「無敵将軍を出すんだ! 隠流・巨大……」 ガシャドクロ「そうはさせるか!」 カクレンジャーたちが呪文を唱える前に、ガシャドクロの攻撃が炸裂。 サスケたち「わああぁあ──っ!」 獣将ファイターが消滅。カクレンジャーたちが分離し、地面に叩きつけられる。 ガシャドクロ「地獄へ行け、カクレンジャー」 サスケたち「がああぁぁ──っっ!」 さらなるガシャドクロの攻撃で変身すら解除され、生身のサスケたちが地面に叩きつけられる。 ガシャドクロ「ハハハハハハ!」 サスケ「くッ! 俺たちの、力は…… こんなものなのか!?」 (良太・恵子『助けて、助けて!』『助けて、お姉ちゃあん! 助けて!』) 鶴姫「恵子ちゃん…… 良太……くん……」 サスケ「負けるもんか…… 子供たちを、助けるまでは!」 ガシャドクロ「ハハハハハ! どうやら私の勝ちのようね、カクレンジャー。冥土の土産に、今から面白いものを見せてあげるわ」 ガシャドクロが巨大化を解き、再び音楽を奏で始める。 怪しげな音色で花が枯れ、大地が揺れ、周辺の地面一体が地上から切り離され、空高く浮き上がる。 ガシャドクロ「ハハハハハ! 見たか、カクレンジャー。封印の扉が開き、大魔王様が現れるまで、この大地は結界が張られ、もはや誰も手を出すことができない。ハハハハ、ハハハハハ! 人間をみんな石にしてやる!」 鶴姫「やめてぇぇ!」 人々「うあぁぁ!」「耳がぁ!?」「助けてぇ!」「痛いよぉ! ガシャドクロの放つ音色を浴びた人々が、次々に石と化してゆく。 満身創痍のサスケたちも次第に意識が遠のき、視界が霞んでゆく。 そのとき── 空の彼方から、聖忍獣(せいにんじゅう)ツバサマルが飛来。 サスケたち5人が意識を取り戻す。そこは一面が煙で満ちた、謎の空間。 鶴姫「ここは……?」 三太夫が現れる。 三太夫「心配せんでもえぇ。風雲幻城の中やけん」 鶴姫「三太夫!?」 サスケ「あれは……?」 一同の前に、3体の巨大な石像がそびえている。 2つは無敵将軍とツバサマルの姿。もう1つは、サスケたちが見たこともない姿。 三太夫「この世を治める三神将やけん」 サイゾウ「三神将?」 三太夫「うむ。無敵将軍に、ツバサマル。そして……『隠大(かくれだい)将軍』」 剣姫「隠大将軍!?」 三太夫「聞くんよ、みんな。今を去ること二千年前。この地上は、人間と妖怪の戦いに明け暮れていた。妖怪を率いるのは大魔王。そして人間たちを率いるのは3人の賢人たちだった。苦しい戦いの末、3人の賢人は新しい技を編み出し、ついに妖怪たちを地底奥深く封じ込めることに成功した。その技が忍びの術だったんよ…… やがて3人の賢人の魂は、昇華して三神将になり、再び地上に出ようとする妖怪の大魔王を、そのたびに抑えてきたんよ。四百年前、お前たちの先祖が戦ったのも、そうなんよ」 サスケ「……じゃあ俺たちが隠流忍法で無敵将軍を出してたのは?」 三太夫「天界で眠る無敵将軍を呼び出す術やったというわけよ」 鶴姫「それで、無敵将軍は生きてるって?」 三太夫「うむ。良いか、みんな。妖怪の大魔王を倒すには、隠流忍法の極意をマスターしなければならんけん」 セイカイ「隠流忍法の極意ぃ? ハッ、冗談じゃねぇ。俺たちは完全にそれをマスターしたはずだぜ!?」 三太夫「たわけぇ!! 隠流忍法の極意、すなわちそれは、『心技体』やけん」 サイゾウ「……心技体?」 三太夫「うむ。ツバサマルが『心』。隠大将軍が『技』。無敵将軍が『体』。この3つが揃って、初めて大魔王に勝てるんよ」 空中に、5本の巻物の姿が浮かび上がる。 三太夫「隠流忍法極意・忍之巻(しのびのまき)。これを手に入れれば、お前たちは無敵将軍も、隠大将軍もツバサマルも、自由に操ることができるようになる」 サスケ「どこにあるんだ、それは!?」 三太夫「……わからん。二千年前の戦いのとき、5本とも飛び散ってしまったけんな」 ジライヤ「Oh, no...」 三太夫「だが、どうしても見つけなければならんけん。それも。あとひと月の間に」 サスケ「えっ?」 三太夫「大魔王が地上に姿を現す前にな」 サスケ「そんな…… ムチャだって! どこにあるかもわかんねぇのに」 三太夫「あきらめたら人間の負けやけん! 大魔王が甦れば、石にされた人たちは全員死ぬ…… それでもえぇのんか!?」 サスケたち「……」 三太夫「時間がないけん。この地図を頼りに、5人バラバラになって自分の巻物を取りに行くんよ」 三太夫の広げる地図を、サスケたちが受け取る。 三太夫「いいか、これはお前たちの試練の旅でもある。行け、カクレンジャー!!」 海岸に立つサスケたち5人。 セイカイ「冗談じゃねぇよ…… なんでバラバラになって巻物を探さなくちゃいけねぇんだよ。5人揃って行けばいいじゃねぇか!?」 サスケ「……時間がないんだ。仕方ねぇ」 サイゾウ「サスケは平気なの? 俺たち今まで、一度も離れ離れになったことなんてないのよ!?」 ジライヤ「途中で何かアッタラ、二度と…… みんなと会えないかもシレナイ」 サスケたち「……」 鶴姫「私は行くわ。石にされた人たちを助けられるのは、私たちしかいないのよ!」 サスケ「その通りだ」 サイゾウ「……」 サスケ「ハハッ、逢えるさ! 忍之巻を手に入れ、必ずみんな戻ってきて、今までどおり仲良くやれるって! だろ?」 明るく振舞いつつも、わずかに言葉に涙が混じるサスケ。 サイゾウは無理に笑顔を作り、セイカイは涙を堪え、鶴姫とジライヤは静かに、それぞれ頷く。 鶴姫「みんな……」 サスケ「これは隠流忍法の極意を手に入れるためだけの旅じゃねえ…… 俺たちに与えられた、試練の旅なんだ。心の底から、戦士になるためのな!」 サスケ (見てろよ、妖怪ども…… 俺たちは必ず忍之巻を手に入れ、ここへ戻って来るからな!) 鶴姫 (恵子ちゃん、良太くん、待っててね) サイゾウ (どこにあるのよ、忍之巻?) セイカイ (俺…… 自信ねぇけど、がんばるぜ!) ジライヤ (See you again, my friends...) サスケたち「See you again, my カクレンジャー……」 果たしてサスケたちは、無事に忍之巻を手に入れ石にされた人々を救うことができるのでありましょうか?これにて『忍者戦隊カクレンジャー』第1部の終了であります。来週からは装いも新たに 立派に戦士として成長したサスケたち5人が繰り広げる『忍者戦隊カクレンジャー』第2部「青春激闘編」のスタートであります。テレビの前のみんなも、楽しみに待っててね!本日は、ここまで~! 第一部 完
https://w.atwiki.jp/srkjmiroor/pages/3549.html
「人に隠れて悪を斬る!」 【番組名】 忍者戦隊カクレンジャー 【読み方】 にんじゃせんたいかくれんじゃー 【放送開始】 1994年2月18日 【放送終了】 1995年2月24日 【話数】 全53話+劇場版1作 【前作】 五星戦隊ダイレンジャー 【次作】 超力戦隊オーレンジャー 【あらすじ】 戦国時代、忍者達は妖怪達と激しい戦いを繰り広げていた。 戦いの末、鶴姫を筆頭とする5人の忍者たちが総大将ヌラリヒョンと妖怪達のエネルギーを無敵将軍達三神将より与えられた「封印の扉」の中に閉じ込める事に成功した。 それから400年の時が流れ、現代。 5人の忍者の末裔で猿飛佐助の子孫・サスケと霧隠才蔵の子孫・サイゾウは、エネルギーを失い人間社会に溶け込んでいた妖怪の1体・カッパに騙されて「封印の扉」を開け、妖怪達を復活させてしまう。 先祖代々「封印の扉」を見守ってきた一族の末裔、24代目鶴姫は妖怪達の復活を察知し、サスケとサイゾウに加え、三好清海入道の子孫・セイカイと児雷也の子孫・ジライヤを仲間とし、「カクレンジャー」として妖怪の再封印を決意。 クレープ屋を営みながら妖怪封印の旅を続ける5人。 てんでばらばらで動いていたはずの妖怪達の裏から邪悪なる存在が現れ、彼らは苦しい戦いを強いられるようになっていく。 サスケ達や三神将に待ち受けるものは勝利か、それとも敗北なのか。 スーパー戦隊シリーズ第18作目。 全般に中華テイストあふれる前作、『五星戦隊ダイレンジャー』に対し、本作品では「忍者」や日本古来の妖怪達をモデルとした敵怪人など、シリーズとしては初めて本格的な和風テイストが取り入れられている。 また戦闘シーンにおいては、アメリカンコミックスのような擬音吹き出しを取り入れるなど独自の演出が取り入れられた。 本作品におけるリーダーは忍者の総領であるニンジャホワイト=鶴姫であり、シリーズ中初めてレッド以外のメンバーにリーダーのポジションが与えられている。 同様にレッド以外のメンバーがリーダーを務める作品の先鞭をつける形となった。 ただし、性格付けとしてはサスケも豪放磊落なリーダータイプのキャラクターであり、物語後半にて鶴姫と父とのドラマがクローズアップされるにつれて、当初鶴姫の補佐役的立場にあったレッド=サスケが従来と同様にリーダーに近い役割を果たすことが多くなった。 『超獣戦隊ライブマン』以降、巨大戦では1号ロボに主人公達が主に搭乗し、その他のロボは強化合体などを含めてそのサポート役として位置付けられ、それ以前の『超新星フラッシュマン』などでは1号ロボと2号ロボ両方を併用するなどしていたが、本作品ではシリーズ中初めて「1号ロボと互換性の無い別のロボ」への完全交代が行われている。 その2号ロボに相当する「隠大将軍」は1号ロボの「無敵将軍」同様の5体合体ロボとして設定された。 また本作品において6人目の戦士に相当する「ニンジャマン」は初の人間から変身しないタイプのヒーローで、同時に専用ロボを持たず自らが巨大化するという設定も初めての試みである。 作劇面では第24話までを第1部とし、第25話以降は第2部「青春激闘編」という2部構成が採られており、人情中心の作劇へとシフトした。 このように戦隊シリーズで明確に2部構成とされた作品は2011年現在この作品が唯一である。 特に第1部では敵が組織として設定されていないことや、ナレーションの代わりとして落語家の三遊亭圓丈が扮する講釈師が設定されているのが特徴となっている。
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/2612.html
人に隠れて悪を斬る! 【番組名】 忍者戦隊カクレンジャー 【読み方】 にんじゃせんたいかくれんじゃー 【放送開始】 1994年2月18日 【放送終了】 1995年2月24日 【話数】 全53話+劇場版1作 【前作】 五星戦隊ダイレンジャー 【次回作】 超力戦隊オーレンジャー 【あらすじ】 戦国時代、忍者達は妖怪達と激しい戦いを繰り広げていた。 戦いの末、鶴姫を筆頭とする5人の忍者たちが総大将ヌラリヒョンと妖怪たちのエネルギーを無敵将軍達三神将より与えられた「封印の扉」の中に閉じ込めることに成功した。 それから400年の時が流れ、現代。 5人の忍者の末裔で猿飛佐助の子孫・サスケと霧隠才蔵の子孫・サイゾウは、エネルギーを失い人間社会に溶け込んでいた妖怪の一人・カッパに騙されて「封印の扉」を開け、妖怪たちを復活させてしまう。 先祖代々「封印の扉」を見守ってきた一族の末裔、24代目鶴姫は妖怪の復活を察知し、サスケとサイゾウに加え、三好清海入道の子孫・セイカイと児雷也の子孫・ジライヤを仲間とし、ともに「カクレンジャー」として妖怪の再封印を決意する。 クレープ屋を営みながら妖怪封印の旅を続ける5人。 しかし、てんでばらばらで動いていたはずの妖怪達の裏から邪悪なる存在が現れ、彼らは苦しい戦いを強いられるようになっていく。 サスケ達や三神将に待ち受けるものは勝利か、それとも敗北か…。 スーパー戦隊シリーズ第18作目。 全般に中華テイストあふれる前作、『五星戦隊ダイレンジャー』に対し、本作品では「忍者」や日本古来の妖怪達をモデルとした敵怪人など、シリーズとしては初めて本格的な和風テイストが取り入れられている。 また戦闘シーンにおいては、アメリカンコミックスのような擬音吹き出しを取り入れるなど独自の演出が取り入れられた。 本作品におけるリーダーは忍者の総領であるニンジャホワイト=鶴姫であり、シリーズ中初めてレッド以外のメンバーにリーダーのポジションが与えられている。 その後同様にレッド以外のメンバーがリーダーを務める作品の先鞭をつける形となった。 ただし、性格付けとしてはサスケも豪放磊落なリーダータイプのキャラクターであり、物語後半にて鶴姫と父とのドラマがクローズアップされるにつれて、当初鶴姫の補佐役的立場にあったレッド=サスケが従来と同様にリーダーに近い役割を果たすことが多くなった。 『超獣戦隊ライブマン』以降、巨大戦では1号ロボに主人公達が主に搭乗し、その他のロボは強化合体などを含めてそのサポート役として位置付けられ、それ以前の『超新星フラッシュマン』などでは1号ロボと2号ロボ両方を併用するなどしていたが、本作品ではシリーズ中初めて「1号ロボと互換性の無い別のロボ」への完全交代が行われている。 その2号ロボに相当する「隠大将軍」は1号ロボの「無敵将軍」同様の5体合体ロボとして設定された。 また本作品において6人目の戦士に相当する「ニンジャマン」は初の人間から変身しないタイプのヒーローで、同時に専用ロボを持たず自らが巨大化するという設定も初めての試みである。 作劇面では第24話までを第1部とし、第25話以降は第2部「青春激闘編」という2部構成が採られており、人情中心の作劇へとシフトした。 このように戦隊シリーズで明確に2部構成とされた作品は2011年現在この作品が唯一である。 特に第1部では敵が組織として設定されていないことや、ナレーションの代わりとして落語家の三遊亭圓丈が扮する講釈師が設定されているのが特徴となっている。
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/1446.html
←前作 一覧:五星戦隊ダイレンジャー登場怪人 →次作 一覧:超力戦隊オーレンジャー登場怪人 妖怪軍団 支配者 妖怪大魔王ダラダラダラダラ(強化A) ダラダラ(強化B) 大魔王一族 貴公子ジュニアガシャドクロ ヤマンバ ダイダラボッチ 幹部 白面郎 ユガミ博士 ヌエ ガリ ヌラリヒョン 本拠地 ガイコツ城 巨大化用アイテム 妖怪エネルギー 花のくノ一組 サクラ ラン スイレン アヤメ ユリ 戦闘員 ドロドロ へのカッパ 妖怪(カクレンジャー) カッパ ロクロクビ オボログルマ アズキアライ ヌリカベ モクモクレン ガキツキ バケネコ ドロタボウ コナキジジイ シロウネリ テング妖怪レプリカ軍団 カネダマ ケウケゲン シュテンドウジ兄弟シュテンドウジ(兄) シュテンドウジ(弟) アミキリ ザシキワラシ ツチグモ サルガミ エンラエンラ ウミボウズ イッタンモメン カサバケ ヌッぺフホフ アマノジャク スナカケババア カマイタチイタチ人間 バクキ カラカサ ウシオニ牛鬼人間 ノッペラボウ キュウビノキツネ チョウチンコゾウ大食いゴースト 強盗ゴースト 破壊ゴースト 暴走ゴースト 爺様ゴースト オオムカデ ムジナ カシャ ユキオンナ雪ダルマ ビンボーガミ オオニュウドウ ヒトツメコゾウ(兄) ヒトツメコゾウ(弟) カクレンジャーの仲間 猫丸 ニンジャマンサムライマン ブン
https://w.atwiki.jp/astonishingscience/pages/63.html
426 :名無しより愛をこめて :02/07/23 01 05 ID cjnNQOpW 結局、すごかが的に、ハリケンとカクレンの繋がりは、 S・U・P繋がりと、三賢人繋がり、 どっちが面白いかな。 個人的には、オボロさんがコスモアカデミアに留学って説、面白いとおもうけど。 427 :腐れSS書き:02/07/23 03 15 ID 9D4sH3Tn オボロさん、コスモアカデミア通信講座で受けてたり(笑 429 :名無しより愛をこめて:02/07/23 16 18 ID e2W5ezSr 426 もともとは三賢者、最近になってSUPとつながりをもった、でいいんじゃないかな。 でないと、おぼろさんがPCで新しいカラクリを作ったりするのが納得できん。
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/2011.html
岩場。 空の向こうからShu!Shu!と5枚の手裏剣が飛んできて、岩に刺さると、 その岩が大爆発し、カクレンジャーが飛び出してきた。 レッド「みんな!今日は映画を見に来てくれてありがとう!さあ、カクレンジャーが始まるぞ!応援してくれよな!」 とある港で、鶴姫達がくつろいでいた。 その近くにある一軒家では、由美子という女の子が外の掃除をしていた。 そこへ、自転車に乗った2人の男の子が来た。 男の子「ねえ、茂いる?」 ゆみこ「茂――――友達来たわよ」 家から由美子の弟の茂が出てきた。 男の子「駅前にゲーセン出来たと、行かねえか?」 茂「うん!」 「お姉ちゃん行っていいだろ、お金ちょうだい!」 由美子「ダメ!無駄遣いはいけないっていつも言ってるでしょ」 茂「いいじゃない、それぐらい」 由美子「ダメ!」 男の子たち「お前んち、家建てたばかりでローンが大変なんだよな-」 「父ちゃんは外国行って殆どいないし、母ちゃんは日曜もパート行ってるし、付き合い悪いよなーー」 「行こう行こう」 「もう遊んでやんねーからな」 男の子たちが去った。 茂「お姉ちゃんのケチ」 由美子「何がケチよ。お父さん一生懸命頑張ってこの家を建ててくれたんじゃない。だから みんなで頑張ろうって約束したのよ。分んないの?」 講釈師「中々けなげなお嬢さんです。 さて今回はカクレンジャーを見に来てくれたみんなの為の、 この姉さんと弟に降りかかった、こわーいこわーいお話です。 なに?お前の顔の方がずっと怖い?では、ごゆるりと」